カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
[12/05 ニョスキ店主]
[12/05 ニョスキ店主]
[11/05 NONAME]
[11/03 乙さん]
[05/25 ニョスキ店主]
最新記事
(12/05)
(05/25)
(02/19)
(01/20)
(11/24)
最新TB
プロフィール
HN:
ニョスキ店主
性別:
男性
ブログ内検索
最古記事
(11/27)
(10/09)
(10/12)
(10/16)
(10/17)
アクセス解析
カウンター
アクセス解析
エル ニョスキ店主の
スペイン バルセロナでの料理修行体験記。
といっても、
料理のお話だけではありません!
時間があるときに少しずつアップさせてもらいます♪
※当ブログの無断転載はしないでくださいね!!
でもまぁ転載するほどの大作でもありませんけど(笑)
2025/01/22 (Wed)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2011/11/24 (Thu)
今までいろいろとエクトールと仲が良い話をしてきましたが、実は最初からこんなに仲が良かったわけではありませんでした。
仲が良くても、結局は国籍が違う二人です。意見のぶつけ合いも相当なものでした。
例えば。
俺から見たスペインの話を少々愚痴のように彼に話します。
すると、
彼はどちらかといえばまだ『中立的』でいれる人なので、自分の国の事を庇うことなく俺の意見を聞いてくれたり彼の意見を話してくれましたが、
やはりそれでも、いろいろ文句を言われ続けるとさすがの温厚なエクトールも機嫌が悪くなり、そのまま口喧嘩にもつれ込んで、家でも職場でもしばらく口を聞かないことも多々ありました(笑)
もちろんそれは『当たり前』と言えば当たり前なのかもしれません。
俺の立場から見て『変だなぁ』と思うことでも、彼にしてみれば普通のことで、もちろんその逆のこともありました。
お互いに、生まれた国や育った環境や教育が違うので、お互いの持つ意見が違うのは当然のことです。
その二人が知り合って、共同生活をして、おまけに職場も一緒。
日本ならすぐにストレスでもたまるところですかね(笑)
スペインに来るまでは実家暮らしや一人暮らしをして、
ケイゴさんの家では居候していたので、
今まで気にしなかったようなことが、ここで問題となって現れました。
ホントに、エクトールとは幾度となく喧嘩をしました。
そのたびにお互い生活しづらかったし、俺は何度となく、「一人暮らしのほうがいいや!」と思いましたが、
スペインではワンルームマンションを探すほうが難しいし、一人で高い家賃を払うわけにもいかないので、この「ルームシェア」という形が一番ベストな方法でした。
「郷に入れば郷に従え」
よく聞く言葉ですが、まさにその通りです。
俺は『外国人』なのだから、よその国に来たらその国のルールに従わなくてはいけないこともあります
というよりか、ほとんど従わなくてはならないのが普通でしょう。
自国の考え方をそのままよその国に持って来たとしても、三日ともつわけがありません。
そういった、『自分の国と違うもの』を受け入れられるように前向きに考えられると、今まで自分が持っていなかった『違った価値観』というものが見えてきて、自分にもいい勉強になりました。
せっかく違う国に来ているのだから、料理と言葉だけではなく、その国の習慣や文化、価値観を学ぶのも大きな収穫になると思うし、俺はそれを絶対に薦めます。
俺もそうやってケイゴさんに言われました(笑)
それが嫌なら外国に住む必要などなく、すぐに日本に帰ってしまえばそんなことは全く気にしない生活をしていけますからね。
「いいなぁ!スペインなんて外国に長いこと住んでて」
よく言われますが、決してそうでもないです。
そう言われて返す言葉は、
「住むのと旅行で来るのとは全く違いますよ」。
旅行ならば観光して楽しんで癒されて、とにかく良い思いをして帰るのが普通ですが、実際に住んでみるとその国のいい部分だけでなく、良くないところも少しずつ見え始めてきます。
旅行だと、添乗員さんが一緒にいてくれれば何の問題もなく楽しい旅行ができるでしょうし、個人旅行でも行きたいところ、見たいところ、食べたいところを好きなように選べて。
ですが、住んでみると
以外にも『些細なこと』が積もり積もって、気が付いたら大変なことになっていたりします。
そういうことに嫌気が差す人もいるでしょうが、前向きに考えて物事を解決していくと、これが結構面白いんです(笑)
そんなときに、
「そうだ。俺は今、外国に住んでるんだっけ」と、変に実感することもありました。
ケイゴさんの家でお世話になっていたときは「居候」としてケイゴさんの家族と一緒に暮らしていました。
「居候」というのも生まれて初めて経験することだったのですごくいい経験になりましたが、やはりどうしても気を遣ってしまいます。
タバコが吸えなかったり、長々と風呂にも入らなかったり。
そうそう、『お風呂』といえば!
バルセロナのマンションに住み始めて二ヶ月目くらいに、いきなりエクトールとエリに怒られました。
もうケイゴさんの家を出ていたので、そのときは気兼ねなく毎日のように風呂に湯を張ってのんびりと浸かっていましたが、
翌月になると、彼らが俺の前でヒソヒソと話をしているので聞いてみれば、
『水道代がいつもの倍になった』と(笑)
スペインでは風呂に入る習慣がないようで、ほとんどシャワーで済ませる人が多いみたいです。
ちょっと古いアパートタイプの住居だと、風呂場に湯船なんてどこにも見当たりませんからね。
そのため、お湯を張って毎日浸かっていると相当な額になるのは当たり前ですね。
渋々、その月の差額は俺が全部払いましたよ。
それ以来。
『お風呂にゆっくり浸かるのは週に一度だけ』と決めました(笑)
★★★つづく★★★
今までいろいろとエクトールと仲が良い話をしてきましたが、実は最初からこんなに仲が良かったわけではありませんでした。
仲が良くても、結局は国籍が違う二人です。意見のぶつけ合いも相当なものでした。
例えば。
俺から見たスペインの話を少々愚痴のように彼に話します。
すると、
彼はどちらかといえばまだ『中立的』でいれる人なので、自分の国の事を庇うことなく俺の意見を聞いてくれたり彼の意見を話してくれましたが、
やはりそれでも、いろいろ文句を言われ続けるとさすがの温厚なエクトールも機嫌が悪くなり、そのまま口喧嘩にもつれ込んで、家でも職場でもしばらく口を聞かないことも多々ありました(笑)
もちろんそれは『当たり前』と言えば当たり前なのかもしれません。
俺の立場から見て『変だなぁ』と思うことでも、彼にしてみれば普通のことで、もちろんその逆のこともありました。
お互いに、生まれた国や育った環境や教育が違うので、お互いの持つ意見が違うのは当然のことです。
その二人が知り合って、共同生活をして、おまけに職場も一緒。
日本ならすぐにストレスでもたまるところですかね(笑)
スペインに来るまでは実家暮らしや一人暮らしをして、
ケイゴさんの家では居候していたので、
今まで気にしなかったようなことが、ここで問題となって現れました。
ホントに、エクトールとは幾度となく喧嘩をしました。
そのたびにお互い生活しづらかったし、俺は何度となく、「一人暮らしのほうがいいや!」と思いましたが、
スペインではワンルームマンションを探すほうが難しいし、一人で高い家賃を払うわけにもいかないので、この「ルームシェア」という形が一番ベストな方法でした。
「郷に入れば郷に従え」
よく聞く言葉ですが、まさにその通りです。
俺は『外国人』なのだから、よその国に来たらその国のルールに従わなくてはいけないこともあります
というよりか、ほとんど従わなくてはならないのが普通でしょう。
自国の考え方をそのままよその国に持って来たとしても、三日ともつわけがありません。
そういった、『自分の国と違うもの』を受け入れられるように前向きに考えられると、今まで自分が持っていなかった『違った価値観』というものが見えてきて、自分にもいい勉強になりました。
せっかく違う国に来ているのだから、料理と言葉だけではなく、その国の習慣や文化、価値観を学ぶのも大きな収穫になると思うし、俺はそれを絶対に薦めます。
俺もそうやってケイゴさんに言われました(笑)
それが嫌なら外国に住む必要などなく、すぐに日本に帰ってしまえばそんなことは全く気にしない生活をしていけますからね。
「いいなぁ!スペインなんて外国に長いこと住んでて」
よく言われますが、決してそうでもないです。
そう言われて返す言葉は、
「住むのと旅行で来るのとは全く違いますよ」。
旅行ならば観光して楽しんで癒されて、とにかく良い思いをして帰るのが普通ですが、実際に住んでみるとその国のいい部分だけでなく、良くないところも少しずつ見え始めてきます。
旅行だと、添乗員さんが一緒にいてくれれば何の問題もなく楽しい旅行ができるでしょうし、個人旅行でも行きたいところ、見たいところ、食べたいところを好きなように選べて。
ですが、住んでみると
以外にも『些細なこと』が積もり積もって、気が付いたら大変なことになっていたりします。
そういうことに嫌気が差す人もいるでしょうが、前向きに考えて物事を解決していくと、これが結構面白いんです(笑)
そんなときに、
「そうだ。俺は今、外国に住んでるんだっけ」と、変に実感することもありました。
ケイゴさんの家でお世話になっていたときは「居候」としてケイゴさんの家族と一緒に暮らしていました。
「居候」というのも生まれて初めて経験することだったのですごくいい経験になりましたが、やはりどうしても気を遣ってしまいます。
タバコが吸えなかったり、長々と風呂にも入らなかったり。
そうそう、『お風呂』といえば!
バルセロナのマンションに住み始めて二ヶ月目くらいに、いきなりエクトールとエリに怒られました。
もうケイゴさんの家を出ていたので、そのときは気兼ねなく毎日のように風呂に湯を張ってのんびりと浸かっていましたが、
翌月になると、彼らが俺の前でヒソヒソと話をしているので聞いてみれば、
『水道代がいつもの倍になった』と(笑)
スペインでは風呂に入る習慣がないようで、ほとんどシャワーで済ませる人が多いみたいです。
ちょっと古いアパートタイプの住居だと、風呂場に湯船なんてどこにも見当たりませんからね。
そのため、お湯を張って毎日浸かっていると相当な額になるのは当たり前ですね。
渋々、その月の差額は俺が全部払いましたよ。
それ以来。
『お風呂にゆっくり浸かるのは週に一度だけ』と決めました(笑)
★★★つづく★★★
PR