「ぼくのおみせ」ができるまで 忍者ブログ
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エル ニョスキ店主の スペイン バルセロナでの料理修行体験記。 といっても、 料理のお話だけではありません! 時間があるときに少しずつアップさせてもらいます♪ ※当ブログの無断転載はしないでくださいね!! でもまぁ転載するほどの大作でもありませんけど(笑)
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2009/02/01 (Sun)
そんなバタバタとした中、
気が付くとスペインの街中はクリスマス一色でした。
スペインでは、日本のクリスマスと違って期間が長いんです。
そもそもそれがクリスマスなのでしょう。

日本のクリスマスは所詮「一商売」に過ぎない、と俺は今でも思ってます(笑)
 
クリスマスのことをスペインでは「Navidad(ナビダ)」と呼びます。
期間はキリスト生誕の前日、クリスマスイブより年越しの1月6日まで。
 
キリスト生誕から十二日目の「1月6日」に、『東方』から「三人の賢者」が貢物を持って来て祝福に来たそうです。
 
この時期にスペインの子供たちは、12月25日のクリスマスに一度プレゼントをもらい、なおかつ1月6日にもう一度プレゼントをもらうのです。
まぁ、なんと贅沢な。
 
でも『東方』からの三賢者なのに、なぜ東洋人がいない? 
そんな疑問も抱きましたが、まぁそういうことにしておきましょう(笑)
 
 
この国では、12月31日の大晦日、
年越しの際に12時の鐘と共に十二粒のブドウを食べる習慣があります。
スペインでは大晦日のことを『Noche Vieja(ノーチェ ヴィエハ)』と呼びます。
直訳すると『古い夜』です。
この『古い夜』を境に、『新しい年が明ける』という意味でしょうか。
 
この日は大勢の人が街にある教会の広場へ出掛け、皆で鐘の音を聞きながらブドウを食べます。
新しく来る十二ヶ月を無事に過ごせるように願をかけて、鐘の音も普段の12時の時報と同じように12回鳴るので、その鐘の音に合わせて一粒一粒ブドウを食べます。
十二粒全てを鐘の音と共に食べ終わると、次の年は病気もなく元気に過ごせるそうです。
 
このイベントについての出来事は、スペイン滞在の年を追う毎にいろんなことがあったのですが、

それはまた追ってゆっくりと話します(笑)

ケイゴさんのお店の仕事を終えると、
お客さんも含め店に居た皆で教会の鐘の音をラジオで聴きながらブドウを食べました。
 
ギリギリまでそんなこと何一つ知らされていなかった俺は、年越しの際ブドウの皮も剥かずに種も取らずにそのまま一気に口に含みました。
 
もちろんこんな食べ方をしてしまうと、口の中が大変なことになります。
ブドウと言っても、デラウェアみたいな小さなブドウではなく、マスカットの大きさなので、ご想像いただけるでしょう。
 
ブドウの「皮」と「実」と「種」が、全て口の中でミックスされます。
口の中で仕分けることなどできません。
それに、そのブドウを口から全て出してしまうと、いかにも縁起が悪そうです。
 
そう。

完全に手遅れ(笑)
 
当然、我慢してそのまま全部飲み込みました。
 
 

「新しい年も、どうか素晴らしい一年になりますように!」
 
 
でも、出鼻くじかれたよなぁ。先に教えてくれればいいのに!!!(笑)


★★★つづく★★★
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