「ぼくのおみせ」ができるまで 忍者ブログ
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エル ニョスキ店主の スペイン バルセロナでの料理修行体験記。 といっても、 料理のお話だけではありません! 時間があるときに少しずつアップさせてもらいます♪ ※当ブログの無断転載はしないでくださいね!! でもまぁ転載するほどの大作でもありませんけど(笑)
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2017/12/18 (Mon)
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2009/04/06 (Mon)


一九九八年、夏のある日のこと。
アンダルシア地方にある「グラナダ」と言う町から、ケイゴさんと同じ浜松出身の日本人コックがケイゴさんのお店に料理の勉強をするために来ることになりました。
「(彼を)直接は知らない」とケイゴさんは言っていましたが、二人の共通の知人にフラメンコギター弾き(日本人)がいるらしく、彼はその人からケイゴさんの話を聞いて手紙を書いてきたそうです。

名前はタカノリ。俺と同い年の昭和四十八年生まれです。
彼はずっと、浜松のとあるスペイン料理店に勤めていたそうですが、やはり俺と同じように本場が見たくなり、最初はそのフラメンコギター弾きの知人を頼りにグラナダまで来たらしいのですが、紹介してもらうような知り合いや店もなく、結局グラナダでは語学留学だけしかできなかったそうです。
 
「へぇ、俺みたいなのって、一人じゃないんだなぁ」
 
実際、フランスやイタリアに料理修行に出る人は多いのですが、スペインにはそんなにいないだろうと俺は思っていました。

ですが、やはり「日本人」です。
 
「なんだぁ、他にも同じこと考えてる日本人っているんだなぁ」
 
ちょっぴりショックでしたね(笑)
 
さて。
ケイゴさんも彼を承諾すると、一度お店へ挨拶に来ることになりました。
 
彼に話を聞いてみれば、
かれこれ三ヶ月もグラナダで語学を勉強していたみたいですが、肝心な「料理」を全くやっていなかったそうで、ついに痺れを切らしたみたいです。
同じコックとして、その気持ちも解らなくもないですね。
せっかく本場に来ているのに料理ができないというのは、
そばが食べたくてそば屋に行ったのにそばが食べられないようなつらいものです(笑)
 
そして、秋から彼もケイゴさんのお店に来て一緒に働くことになりました。
でも、せっかくだから彼がまだグラナダに居るうちに、俺がグラナダに遊びに行くのも悪くないなと思い早速タカノリにグラナダまで遊びに行っても良いか聞いてみると、彼も快くOKしてくれたので、9月にグラナダへ遊びに行くことにしました。
しかし、
8月のアンダルシアはどこに行っても暑いそうで、昼間の気温が四十度を超すとも聞いていたので、
「それならもう少し後に行くよ」ということになりました。
 
暑いのは大の苦手な店主です(笑)
 
 語学学校は9月いっぱいまで夏休みだったので、ケイゴさんにまたお願いしてお店を休ませてもらい、五泊六日(うち夜行列車の車中二泊)でグラナダへ。
 
旅行の当日、バルセロナサンツ駅から夜行列車に乗ってグラナダまで向かいます。
「夜行列車」なんてのも、生まれて初めてです。
 
切符買った時点で緊張してる店主です(笑)
 
ワクワクしながら生まれて始めての夜行列車に乗ります。
 
同じ車両の向かいの席に目をやると、日本人らしき人がいました。
彼の名前はヒノ君。当時卒業を控えた大学生で、就職もある広告代理店に決まったとの事で、今回スペインへ旅行に来ていたそうです。
彼は一人で来ていたので、「せっかくだから、一緒に観光でもする?」という感じになってタカノリと三人で行動することになりました。
 
 
 
ナンパではありません念のため(笑)
 
 
 
タカノリが住んでいたマンションには他の国から語学を勉強(いや、ほとんど遊びですね)に来ている学生さん達が住んでいて俺の分しか余分なベッドがなかったので、ヒノ君は別の場所にペンションを探すことに。

その日は皆ゆっくりして、次の日の朝からアランブラ宮殿を見に行こうという話になって別行動を取りますが、俺はタカノリに近くにあるバル街まで連れてってもらい、タパス(スペインのおつまみ)をつまみに行きました。
 
なんとグラナダでは、今でも飲み物を一杯頼むと一品おつまみが提供されるのです。
そんな事、グラナダに行くまで全く知りませんでした。
 
「おつまみ」と言っても、結構な量です。
 
三杯飲めば、三品食べられるわけです。
 
素晴らしい。
 
そうやってここの人達ははしごして飲み歩いては、
お店によって違う種類のタパスを楽しんでいるそうです。
昔はスペイン全土でそういう風習があったそうなのですが、今ではほんのごく数箇所しかそういう場所は残っていないそうです。
バルセロナでは飲み物とタパスは別料金でしかも高いし、俺からしてみれば「朗報」です。
 
食べまくりです(笑)
 
続いて、
夏の暑い時期にスペインの南の地方でよく飲まれているという
「ティント デ ベラーノ」を勧められて飲みます。
安い赤ワインを、炭酸のレモンジュースで割って飲むそうです。
 
話を聞いてるだけではなんだか安っぽい感じがしますが、飲んでみるとこれが結構美味い。
きっとこれは、「安いワインを美味しく飲もうとする方法」なのでしょう。
あまり酒には強くない俺でしたが、これだと飲みやすくてついつい多く飲んでしまい、すでに俺の顔は真っ赤になってます。
 
お腹も張ってきたし、良い感じで酔ってきましたが、それから少し夜のグラナダの街を案内してもらって、地元のお姉ちゃん達を捕まえて一緒に写真を撮ったりして遊びながら、タカノリの家に帰ってすぐに眠りました。
爆睡でした。知らないうちに疲れがたまっていたんですかね。
 
翌日、タカノリとヒノ君と俺の三人でアランブラ宮殿へ行きます。
 
途中、変なスペイン人おじさんに出くわしました。
なんとそのおじさん、スペイン人なのにやけに日本語が上手なんですよ。
 
「きっと、どこかの業者の観光客相手の商売なんだろうな」
 
と思って、あまり気にも止めずにうちらは観光を続けました。
 
そして宮殿の上のほうに着くと、
なんとそこには、またあのおじさんが立っていたので、
話してみるのも面白そうだねと

今度はうちらから声を掛けてみることにしました。


★★★つづく★★★
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